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レーシックに誘われた夜
『 あのさ、俺、レーシック受けようと思うんだけど・・・ 』
突然、隣に座っている夫が話しかけてきました。
私は、ちょうど
を読んでいる最中で、
『 えっ? 何? 』
と聞き返すと、
『 俺、レーシック受けようと思うんだ。お前も、近眼なんだし、
一緒に受けてみない? 』
『 レーシック!? なに、それ、食べ物なの? 乗り物? なに? 』
夫は、私のとぼけた対応にも、慣れた様子で、こう答えたのでした。
『 レーシックってね、レーザーで、近視を治す手術のことなんだ! 』
『 えっ〜 目を手術するの? なに言っているの、目だよ、目!
目に注射うったり、切ったりするんでしょう? 』
『 ダメだよ、そんなの、ダメに決まっているじゃない。
何考えているの? 』
そう答えたのが、昨年の11月末。
まさか、その2ヵ月後には、神戸クリニックの手術台の上に、自分が乗っているなんて、
思ってもいない私なのでした。